こんにちは、Hinmiです。
あっという間に4月も後半戦。
黄色い帽子に横断バッグ、大きなランドセルを背負って慣れない通学路を一生懸命歩いている
近所の新1年生を見ながら、ほんの2年前の娘の時を思い出して感慨深くなる今日この頃です。笑。
更にかなり遡って、自分の小学生の時をふと思い出しました。
先生の黒板に書く文字を模写してしまうという変な特技や、大好きな鉄棒、滑り台のテッペンから真っ逆さまに落ちたこととか、
廊下で走りまくって遊んだこととか、色々蘇りました。
中でも、私は図工が大の苦手でした。とにかく絵を描くのも何か形にするのも、何もかも苦手。
特に印象深く覚えているのが、1年生の時に廊下に張り出された消防車の絵。
純粋無垢な同級生たちが描いた個性あふれる絵を見て冷静に、『消防車って地球より大きいわけないし』とか、『消防車に乗っている子ども大きすぎない?』とか思ってました。
イマジネーションに欠けていた私にはとても理解でいない世界観で、なぜ?なぜ、自分はこんな風に絵が描けないんだろう?
と1年生ながらにモヤモヤと悩んだことを覚えています。
もちろん、私の描く絵は誰の目にも止まらなかったし、両親からも絵を描いて褒められた記憶がないので、
その頃から、絵が苦手、図工が苦手と思い込んでいたのです。
でも3年生の時、図工の授業で友達の絵を描くことに。
それは初めての具象画、イマジネーションとか一切なしの、目の前にいる友達をありのまま描くという授業。
その時初めて担任の先生に、絵の書き方やバランス、色の付け方を褒められたんです。
最初、『こんなに下手なのに?』と思っていたので、先生の言葉が信じられず、
でもその時に周りの友達にも褒められたんだと思います。それできっと確信に変わったんでしょう。
そこからメキメキと腕を上げ、とにかく絵を描くのが大好きな女子に生まれ変わったんです!!
あの時、担任の先生が私の絵を褒めてくれてなかったら、今の私はいません。
あの時、周りの友達が褒めてくれなかったら、自分の絵に自信を持てずにいたと思います。
あの時、すごく嬉しかったのを今でも覚えてます。顔真っ赤にして震えるくらい嬉しかったのを今でも忘れてません。
あの経験がなかったら、きっと写真にも出会ってなかったです。
小学校の先生の一言…私の人生を変えた一言です。
その先生の名前はいまだに忘れてません。てか、1年生からの先生全員覚えてます。
もちろん中学校も高校も、先生たちの名前は覚えてます。
それくらい、“先生”の存在ってかなり大きいってことです。
…幼稚園の先生の名前も覚えてる!!!
先生って凄いなっ。子供にとって本当に人生のお手本。参考書。
大人になった今、我が子の、誰かのお手本に慣れるようにもっともっと努力しなきゃな!!